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メダカ館パート2で発表された魚ということになりますが、ここではそれの元となったシンガポール産のことについて記述していきます。

日本で他の遺伝子が混じっているものは残念な魚になっていることがほとんどです。
これには魚の理解が足りないことに由来すると考えます。

特徴 初心者用
プラチナ(Y染色体)、尾びれがレース(X染色体)⇒尾びれがデルタタイプで模様が均一のメデューサ
以前に話に出たYに尾びれを作ってしまう因子があるために起こる現象
この因子はグラスのような因子であることが判っています(Yグラス これだけでもすごいことなのよ)

常染色体(劣性もしくは条件により半優性)による赤の発現

常染色体(劣性もしくは条件により半優性)によるタキシード模様
このタキシード模様の上にコブラのような模様が浮かび上がるのが本種の最大の見所。

特徴 上級者用 もしくは初期型愛好者用

タキシード模様の上に出るレース模様は鱗単位であり通常のレースとは異なる模様である。この特徴はチャンレースににも認められるのでどちらが先に開発されたかは興味深いものがある。

タキシード模様はオスでは半優性で ヘテロ状態でショッカー特有の下半身になるがホモでは黒で塗りつぶされる。雌は劣性でヘテロでは表現できずホモのみタキシードになる。
この条件の違いは男性ホルモンにありました。

この辺を理解して交配すれば維持が出来ると思います。

特徴 品種改良用 建て直し用

この魚には赤を出すために旧タイプのレッドテールが利用されています(プラチナなのでしょうがない)そのためにタキシード模様が外れても尾筒の上部に黒が残ります(レッドテールコブラの尾筒の模様)
このことは大変な問題になります。なぜならばレッドテールはコブラの模様を荒くするか消してしまうからです。それを回避する処理がショッカーではなされています。
これに気が付いていない人が触ると尾びれの模様もタキシードに浮いている模様も粗く台無しにしてしまいます。(国産化されているものはほとんどこれで駄目にしています)

そのほかに胸鰭に模様を出すと言うのがあります。白黒だけではなく赤 レース模様体に現れる模様を転写できる遺伝子も持っています。興味のある方はそちらの方でも改良できます。

まとめ
ショッカーを量産するにはプラチナの赤系オスに下半身黒でレースをびれの雌でOK 非常に商売上すぐれています。ただし一代かぎりの量産化なので、維持する場合オス系統とメス系統を分けて維持してF1でショッカー化するのが良い。
ブルーグラス方式で維持する場合は雌が数種類に分離してくるような交配で無いと駄目です。

ショッカーはすごいです。

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