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今回は、単なる遺伝子の組み合わせではなく、性染色体の連鎖を利用した改良の話です。
シンガポール産は尾びれが大きくなりませんがこれは尾びれを作る遺伝子が無いだけで、それを足してあげればとても大きな尾びれになります。
シンガポール産のレッドテールとグラスのメスを用意します。
F1でのメスはXにレッドテールとグラスを持つことになります。
F1のメスとシンガポール産のオスともう一度交配します。
この段階で、転座によりおおよそ4つのタイプに分かれます。
1 シンガポールタイプ(転座しなかった)
2 グラスタイプ(転座しなかった)
3 シンガポールとグラスを併せ持ったもの(転座によりグラスとレッドテールを持った)
4 そのほか(転座によりグラスもレッドテールも持たなかった)
一見2の魚の方が出来がよいのですが、今回は少数しか現れない3の魚から次に繋げるのがみそです。
この魚に、グラスのメスを交配して常染色体の力を利用して形を整えていきます。
並行してX染色体を、レッドテールグラスに揃えていきます(グラス単独のXの除去)
あら不思議アメリカンレッドテールの出来上がり。
これの応用にグラスをファンテールにしたオールドファッション、ピンクホワイトなどもあったりして、アメリカの常套手段ですね。
大型になりますよ。
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